「愚直さ」と「利他の精神」

SK HOLDINGS

地域の発展とともに

私達SKグループは、地域の発展にともなって増え続けてきた
古紙や廃棄物を回収して、
紙の原料や燃料などの
「価値あるもの」に変え続けてきました。

それにより、地域を安全で清潔な町に保つと同時に、
この事業は、私たち社員の生活を支える経済的基盤としても
発展させることができました。
おかげさまで、その事業規模は
ここ10年間で約3倍になっています。

ここまで成長できた理由は、私たちの事業が、
地域社会の発展があってこそのものであり、
自分たちの利益のみを考えるのではなく
「利他の精神」で行動してきたことにあると、
私は信じています。

真剣に向き合えば、道は開ける

事業の拡大とともに、社員数も増えていきましたが、
その反面、離職率も高くなっていきました。ショックでした。
「これが、我が社にとってほんとうの発展なのか?」と
自問自答する日が続きました。
我が社の経営理念や方針を何度も何度も反芻し、
自分に問い続けた挙句にたどり着いた答えは、

社員と真剣に向き合い、対話を重ね、
社員ひとりひとりの現場体験を共有し、
立場を超えて互いの存在を認め合うこと、
そして何より、社員とその家族が、
我が社で働いていることを誇れる会社をつくること、
これに尽きるのだ、ということでした。

わたし自身には、際立った能力はありません。
だからこそ、お客様や社員、取引先、そして事業を共につくりあげてきたパートナーの皆さまの想いや声を
真摯にうけとめ、愚かなほど真っ直ぐに、
その声に応えることができるよう前進してきました。
その意志は、だれよりも強く持っており、
それが大きな力となってきました。

目指すのは、変わり続けること

私たちがこれから目指すべきものは、
社会を動かす当事者・原動力そのものとなることです。
地域に貢献する、ということは地域に関わる方法の
ひとつです。
少子高齢化等の変化を受け、地域を支える力が弱くなってきた今、
SKグループは「関わる」ことから
「動かす」ことへと行動を変えていく必要が
あると考えています。

それを実現するために必要なことは、
企業1社1社という従来の枠に囚われないこと、
同じ想いを持つ企業同士が、互いの人的資源を掛け合わせ、
新たな価値を創造しつづけることです。

現状維持では、何もかわらない。
「愚直さ」と「利他の精神」以外は、すべてを変えていきたい。


「ちょっと無理して、地域を元気に、地球を元気に。」
この言葉は、そんなSKグループの愚直で前のめりな想いを
端的に表現しています。今やれていることの一歩先には、
今とはまったく違う地域の未来があると信じて。

株式会社SKホールディングス
代表取締役

齋藤 孝志