SKグループが運営する、企業が排出するダンボールのリサイクルを通して地域の団体の活動を支援できるサービス「地域盛り上げポイントPocci!」は、2024年2月よりサービス提供地域を宮城県全域に拡大いたします。
【Pocci!とは？】
企業がダンボールのリサイクルを通して、同じ地域で活動するスポーツ、まちづくり、伝統・文化・芸術、子どもに関する活動等の団体（以下、地域団体）を支援できるサービスです。
支援を受ける地域団体は、活動資金サポートを受けることができるほか、団員募集・イベント告知などの情報発信の機会を得ることができるサービスです。
【この1年間の歩み ～利府町での、参画企業による地域団体支援～ 】
Pocci!は宮城県利府町と包括連携協定を結び、2022年11月1日より利府町およびその周辺地域（以下利府エリア）にてサービス提供を開始しました。
「地域に関わりたい、応援したい」という気持ちを普段の活動をしているだけで気軽に形にできる仕組みとして、27社（2024年1月末現在）の企業の皆さんに賛同いただき、多数の支援を地域団体へ届けることができました。
▼昨年1年間（2022年11月～2023年11月）の実績
★ 従業員参加型古紙回収「ポッチの日」の実施
事業活動に伴って排出されるダンボールのリサイクルを通した支援に加え、社員の方が自宅から持ち寄った古紙を通して支援する古紙回収イベント「ポッチの日」を毎月開催しています。通勤ついでに持ってきていただくことで、社員の方も一緒に地域応援に参加することができます。
2024年1月末現在、ポッチの日の取り組みに7社の企業に参加いただいており、2023年7月～2024年1月までの累計収集古紙量は1,400㎏を突破しました。
【未来を担う子どもの成長を、地域企業がサポートできる環境を目指して】
地域の発展を考えるうえで重要なことのひとつが「これからの未来を担っていく子どもたちが様々な経験を積みながら成長していくこと」だと私たちは考えています。実際、小学生の頃に「自然体験」「社会体験」「文化的体験」等を経験している子どもはそうでない場合と比較して自尊感情や外向性、精神的回復力が高くなるという調査結果（※）もあります。
そうした子どもの経験機会や個性を発揮できる場所として学内外のクラブ活動や地域コミュニティがありますが、なかなか継続させることは難しいと言われています。
そこで私たちPocci!は、企業が事業活動と並行しながら地域コミュニティをサポートできる継続性のある仕組みを作り、企業と地域を結ぶことを通して地域の発展を応援していきます。
（※）文部科学省「令和2年度青少年の体験活動に関する調査研究結果報告 ～21世紀出生児縦断調査を活用した体験活動の効果等分析結果について～」より
【今後の展開】
今後は2025年1月までに宮城県内の地域団体300団体の登録を予定しており、より多くの団体活動のサポート、そしてより多くの企業の想いを地域へお届けできるよう展開して参ります。
また、公式サイト上やSNS等で地域団体の魅力を発信するコンテンツのさらなる充実を図り、団体の情報発信サポートを強化していきます。